処理剤とは!!

・施術別の最適な処理剤
基本的には処理剤であればどういう成

分を使用したとしても、結果的にはア

ミノ酸、ppt、タンパク質の補修で

しかなく、さほど仕上がりに影響は出

ません。


ヘアカラー ⇒ ppt、CMC
カラー剤のダメージにはCMCが効果

的に働きます。


パーマ/縮毛矯正 ⇒ ppt、ケラチン
パーマなどの還元剤の薬剤の場合は、

髪のシスチン結合を強固にします。

そして仕上がりのダレを抑制し、

リッジや弾力を持たせるために、シ

スチンを豊富に含む『ケラチン』を

補うと効果的です。 


[処理について]
前処理
ダメージ毛にカラー剤を内部まで、浸

透させるにはCMCの路を再構築しな

ければなりません。

前処理でナノ化CMCを補給すること

で、カラー剤の浸透経路を確保します!

 撥水毛(ハッスイモウ)は、カラー剤

のみならず、アルカリや水も浸透しな

いので、ナノ化CMCと共に浸透促進

剤も前処理で使用します。

撥水毛とは熱変性毛(縮毛矯正やデジ

タルパーマ施術した髪)継続的にヘナ

をしている髪、白髪等を総称していい

ます。

ナノ化CMCで路をつくった毛髪内部

に疎水型PPTを浸透させ髪を疎水に

戻します。 

PPTも定着しない吸水毛(キュウス

イモウ)には、ポリフェノールを利用

して疎水に戻す工夫をしてから、

カラー施術を行います。

つまり、ナノ化CMCや疎水型PPT

で、前処理をしないと、カラー剤が毛

髪内部まで入っていかず、外側で発色

してしまい、くすんだ色になってしま

います。

さらにカラー剤が内部まで浸透してい

ないために、褪色(色持ち)も早くな

ってしまいます!


中間処理

カラー塗布して放置した後、すぐに水

洗(※乳化)→シャンプーしているサロ

ンさんは中間処理をしていません。

中間処理ってどうして必要か?という

と、本来、髪の毛のPH(ペーハー)は

PH4.5~5.5の弱酸性ですが、カラー剤

が塗布されている髪はPH10前後の強

アルカリ性になっており、膨潤し、

キューティクルが過剰に立ち上がって

いる状態です。

その状態で、※乳化工程+シャンプー

を行うと、キューティクルをはがして

しまう恐れがあり、また、仕上がりの

手触りにザラつきが出るばかりか、タ

ンパク質や※CMCの流失が起こりダメ

ージの原因になります。

膨潤し、キューティクルが、過剰に立

ち上がっている状態で※乳化+シャン

プーするという事は、冬にドアや窓を

開けっ放しで、暖房をつけているよう

なものです。

暖かい空気(タンパク質や※CMC)が

どんどん外へ出て行ってしまいます。

ですから、中間処理はとっても大切です!!!

後処理
中間&後処理をしなかったら、毛髪と

頭皮に過酸化水素やアルカリが残留し

続け、髪のPH(ペーハー)はアルカ

リに傾いたままで、キューティクル

が立ち上がった状態なので、毎日シ

ャンプーするたびにタンパク質や

※CMCが流失し、日に日にダメージ&

退色が進行してしまいます。

また、頭皮のダメージも進み髪の成長

を遅らせ、薄毛や細毛の原因になります。

後処理で※ヘマチンを用いて残留過酸

化水素を除去し、

※酸リンス(キトサン入り)で、キュー

ティクルを保護&補修しながら、残留ア

ルカリを除去し、髪本来の弱酸性に戻します。

Hair-Tech-Labo

お客様の大切な髪を預かる私たちは、その素材である毛髪を最大限に知り 適正な薬剤(知識)を用い,より良い施術及びテクニックを駆使し お客様のヘアスタイルをより綺麗に、美しく、可愛く、スタイリッシュに 提供できるよう日々勉強研究していきます。